tennis88’s blog

上海でテニスをしています。

試合から何を学ぶか【1】

さて、みんな上達したいのは当たり前ですが、上達にも色々あると思うんですよね。

フットワークが良くなるのも上達ですし、ボールが早くなるのも上達ですし、観察力が着くのも上達ですし。

でも総合的に言って「試合に勝てるようになる」というのが上達の一つの最終ステップだと思うんですよ。

では、どうやって試合に勝てるようになるか?

 

まずですね、

試合に出ましょう。友達と交流をする楽しい練習試合ではなく、本番の緊張感のある試合。

厳しいことを申し上げますと、練習でいくら良いショットが入っても、練習試合や交流試合で良いプレーができても、本番での緊張があり相手も本気で向かってくる状態の試合で自分の実力を出せないと、それは本当の実力ではないわけですよ。

練習や練習試合でのあなたのプレーは本当の実力ではないです。緊張した絶対に勝ちたい負けたくない様々なプレッシャーがかかる場面で行ったプレーがあなたの実力です。

 

はっきり言って、強くなる人は練習で負けても、練習試合で負けても気にしません。

別にそこで勝つ為に、そこで良いプレーをする為に日々練習しているわけではないので。

当たり前ですが、試合で勝つ為に練習してるのであって、練習中に良いプレーをする為に練習しているわけではないです。

 

予め、断りを入れておきますが、練習や練習試合でわざとミスをしたり、わざと負けろ、わざと本気を出すなって言っているわけではないですよ。

それでは強くなれませんし、相手にも失礼です。

本番の試合で勝ちたいのであれば、練習試合で何もせずに安全策でリスクを犯さずに勝って「やったー勝ったー!」をするんだったら、本番の試合で使うであろう大切なポイントを奪い取る多少リスクのあるようなショットを積極的に使って負けたほうが、最終的に試合で勝てるようになるという意味です。

 

 

次に続きます。