ボールを打つ以外に必要なこと(フットワーク)
ボールを打つ練習をひたすら続けていたら、テニスはうまくなるか?
答えはノーです。
コートの中で早く動く為にはフットワークの練習をしなくてはいけませんし、
試合中に疲れなくなる為にはある程度の体力と筋力が必要なのでランニングなり、筋力トレーニングが必要ですね。
ちなみに「疲れる」と一言いっても何故「疲れる」のか?それも人によって違いますよね。
肺活量が低い人の場合はラリーが長くなった時に息が切れるでしょうし、筋力が低い人はダッシュをたくさんした時に下半身が動かなくなり筋肉痛にすぐなるでしょうし、がんがん筋トレをすれば良いわけではありませんが、やはり最低限の筋肉がある方が安定するでしょうし、疲れづらくなると思いますよ。
車のエンジンみたいなもので、小さいエンジンで全速力で動き回ってたら、車がショートしてしまうようなもんだと思います。
ジュニアや大人を見ていて特に大切だと思っているのはフットワークです。球出しをしていて全然ミスをしないのに、ラリーや試合になるとミスが増える原因の大きな1つはフットワークでしょう。
毎回ボールに対して一番良い位置にしっかり入って、構えて、力を溜めて、打つ。当たり前のことですが、できている人は非常に少ないと思います。
ボールに対してちょこまか細かいステップで入る人も非常に多いです。
「ボールに対してどのように後ろに入るか」それを変えるだけで、振り遅れも減り、自分のショットの威力も相当変わります。
では、フットワークを良くする為にはどうしたら良いか?フットワークのトレーニングをしましょう。コートの中でできるものから、コート外でもできることはあります。
有名なものだと、Vダッシュだったりスパイダーランと言われるものから、学校の体力測定でやった反復横跳など馬鹿にできませんよ。
いくらラケットを器用に振れても、ボールに対して正しい動きができなければ、ミスをするか威力の無いボールになってしまいます。
「大人になってからトレーニングするなんて。。。」と思うかも知れませんが、合計10時間練習して中々うまくならないものを、9時間の練習と1時間のトレーニングに変えるだけで、足も速くなり、ボールが安定し、パワーが出るのなら、練習を1時間減らしトレーニングを1時間したほうが効率的ではないですか?
今はYouTubeでいくらでもトレーニングの動画を検索できますよ。
いろいろ見てみましょう。