tennis88’s blog

上海でテニスをしています。

運動能力が無い?

日本で大会に参加しています。全日本の次に大きい賞金総額300万円の試合がちょうど実家の千葉県で開催されているので、良い機会なので出場しました。

4年振りのシングルスの試合です。ランキングがないので予予選からです。

今日は予予選を2回勝って、明日から予選です。本戦に行ってまた昔のプロの知り合い達と試合ができるように頑張ります。

 

昨日、読んだ本でとても面白い内容の物があったのでシェアさせてください。

それはタイトルの通り、

「運動能力が無い人なんていない」

という内容の本です。

本を簡単に要約しますね。

 

自分を運動音痴と決め付けている大人(又は子供)は体育の時のトラウマが残っている場合が多い

普通の教科の場合はテストの点数などを先生が全員の前で発表することなどないが、体育の場合は全員の前で実施し、そして失敗も全員の前で見られる。

筋肉は記憶しない(個人的にはコレが一番強烈)

トレーニングというのは体の筋肉を主に鍛えるもの。

(時間が立つと忘れてしまう 例:筋力は運動しないと下がりますね)

練習というのは脳の回路を発達させるもの。それは永久に脳に保存される。

(自転車の乗り方って忘れませんよね?)

どんなに身体能力のあるオリンピック選手も、もちろん生まれた時は歩けない

誰でも生まれた時は神経回路が単純な為、ひとつずつ脳の回路を発達させている。

箸を使う

キーボードを打つ

字を書く

ピアノを引く

これらも全て運動能力である。

 

 

家から小学校までの距離がある生徒の方が、体育の教科の能力が高くなるという研究結果は有名ですよね。

小学校低学年から体育がよくできる子というのは、実は幼稚園生のうちから外で年上の人と遊んでいる経験などが多い子が多いそうです。

例えば、鬼ごっこ、かくれんぼ、大縄跳び、かけっこ、アスレチック、シーソーなどなど、これらの遊びっていうのは、ものすごいスピードで脳に新しい回路を作っているそうです。

ただの友達とのお遊びで、脚力、走っている時の人との距離感、瞬発力、バランス力などが勝手についているんですね。

テニスが強くなりたかったらテニス以外のことをしないとダメですよ。

それこそ鬼ごっことかなんて当たり前ですけど、野球とかバスケとかサッカーとか水泳とか色んなスポーツをすることによって、総合的に運動能力というものは上がるので。

「運動をした」というのは脳に蓄積されるので、一見テニスとは全然関係ないものでも、それがテニスを強くしていると信じてください。