少し上の選手から学ぶ?
テニスでそれぞれ目標があり、目指している選手、憧れの選手がいます。
そして参考にしている選手やゴールの選手がいます。
目標設定する選手は、長期的に「自分はこうなりたい」という目標と、
中期的な目標で、「この時までに、この選手と同じくらいは強くなっている」という目標設定が必要です。
日本では、強い都道府県は本当に何十年もずっと強いです、
12歳以下だけが強いのではなく、14歳、16歳、18歳と全てのカテゴリーで強いことが多いです。
特定のテニスクラブの教え方が良いという理由もありますが、
何故かと言うと、自分が12歳の時に14歳の強い選手の試合を見ることによって、
「自分も来年にカテゴリーが上がったらこの人みたいなレベルの人達と試合をするんだ!あと1〜2年でこれくらい強くならないといけないんだ!」と肌で感じることができます。
例えば、我々みんなプロの選手を見るのが大好きですよね。
しかし悪い言い方をしてしまうと、ある意味では彼等の試合は参考にならない場合があります。
プロの試合を見ていて、ただの憧れの状態になっている人いませんか?
(もちろんファンとして、そして楽しみとして見るのは素晴らしいです!)
ジュニアでもグランドスラムのトップレベルの試合をどんどんたくさん見て、想像力を膨らませた方がいいでしょう。
そして、それとまた別に自分の少し年齢の上の人の試合を見ることによって、よりリアルな目標や必要なことを感じた方がいいでしょう。
日本男子は、錦織が出てきてから、添田豪、杉田祐一、西岡良仁、ダニエル太郎など次々に勝つ選手が出てきましたよね。
あれは、
「同じ日本人が出来たのだから、自分にもできるはず!」
という意識が働いたのも大きいと僕は思います。
目標は自分を刺激してくれるものが良いでしょう。
皆さんも自分にあった目標を立てて、自分を刺激してくれるような参考になるプレイヤーを見つけましょう。